新渡戸先生のクリンチェック作成

今回のクリンチェックのポイント→予測実現性の低い部分の修正を行いました。
移動量が大きすぎる部分の修正を行っています。

今回の症例の注意点

患者様のコンプライアンス遵守の徹底をお願いいたします。

代行依頼した先生に伝えたいこと

『今回の患者様に限らずの質問になるのですが、新渡戸先生は患者様にどれくらいのペースで来院して頂いているでしょうか？一回に４枚お渡しして月に一度などの内容を教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。』

→当院の通院スケジュールに関しまして、CAN-INGグループのオンラインサロンに当院のスケジュールガイドラインをアップロードさせて頂きます。ご参考にして頂けると幸いです。 ※先生（貴院）の名前出さず、アップロードさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

『そこでもし追加でアライナー作成必要であればエクスプレスが必要になりそう等の予測も教えて頂けると幸いです。』

→予測実現性の低い部分の修正を行いました。この治療計画通り進んだ場合、通常リテーナー作成となります。もし現状、患者様のコンプライアンス遵守が守られず、進まなかった場合、エクスプレスパッケージでは対応できない場合もあります。

ただし、この７２は先生の治療計画の理想を最大限まで高め、そして貴院に貢献することが最大の使命と考え、運営しております。 今回の46枚を終了し、リテーナーに移行できると私共といたしましても嬉しいですが、もし達成できず、エクスプレスパッケージやライトパッケージなど選択して頂いた場合でも、最大限、実現可能性が高いクリンチェック作成を行わせて頂きます。

新渡戸先生のクリンチェック作成

クリンチェック作成しました。
貴院のスタッフ様とのことで、しっかりと治療計画作成させて頂きました。審美面はもちろん、咬合に関しても責任をもって作成致しました。

予測実現性の低い部分を改善しました。

右下７番、左下７番は歯肉に覆われているため、移動不可に設定しております。
右上８番に親知らずが埋伏していた為、遠心移動を加えておりません。

遠心移動は左下のみ行っております。

正中のズレを改善するためIPRを行ないました。また、リセッションの危険性があったためリセッションを避けるためにもIPRを入れています。オーバージェット量は最初の段階で5mmありました。最終的に2.4mmまで減少させています。

今回の症例の注意点

貴院のスタッフ様とのことで、おそらく問題ないかと存じますが、20時間以上の装着やチューイーの使用、アライナーの洗浄などの徹底をお願いいたします。

代行依頼した先生に伝えたいこと

質問欄にご記載いただいた内容に関しまして
私（新渡戸康希）は基本的にファースト、セカンド、サードと治療計画を分けて作成します。
ファースト　→　叢生の改善、スピーの湾曲改善、レベリング
セカンド　→　咬合の緊密化、主訴の改善
サード　→　最終的なフィニッシュ段階

これを基本的に30枚、30枚、15枚を行っていきます。最後の微調整は何回か加えることがあります。

トータル75枚、一年半の治療計画を基本としています。この治療計画に則り作成しました。

ただ今回のケースの場合も基本的には同じですが、そこまで重症ということではないですので、ある程度これよりも短くなる予測です。 どうぞよろしくお願いします。